
作品について
■プロローグ
季節は冬至。 男は宿の予約をしていた。 その宿は人里離れた田舎町……秘境と言っていいほどの山間にあった。 冬の真ん中、1年が終りを告げようとしている季節。 雪はしんしんと降り積もり、村は静かに川の音だけを響かせていた。 いつものバス停から下りると、そこには裏方と称していた女性が一人立っていた。 【竜胆】
「どーも、旦那様。御無沙汰してたりしていなかったりしてます、竜胆です。ふふふ……自分がお出迎えとは、思ってなかったようですねぇ。」 ■作品構成[収録内容] ・夕の部
1:宿までの道……マイペースな竜胆さん。宿までの道のり、彼女の会話はどこか安心する友達のような感覚。歯に衣着せない話し言葉で時間を過ごしましょう。 2:….続く
作品詳細情報
サークル名: ウタカタ
声優: 奏雨
絵師: 池谷神楽
作家: 尼子直次
ファイル容量: 0 (0bit)
作品関連リンク
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DL数: 439 評価: 5/5 評価数: 158
■プロローグ 季節は立冬。 男は宿の予約をしていた。 その宿は人里離れた田舎町……秘境と言っていいほどの山間にあった。 秋が終り紅葉が散り、冬が訪れようとしていた。 まだ雪はないが、天気予報ではこれから初雪が見られると知らせていた。 宿までの道を歩き、男は宿へ入る。 玄関を開けると、そこで待っていたかのように女性が一人。 今日泊まる部屋に案内され、一息つくと女性はにこやかに部屋に入ってきた。…..
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■プロローグ 季節は深秋。 男は宿の予約をしていた。 その宿は人里離れた田舎町……秘境と言っていいほどの山間にあった。 山は文字通り紅く、紅葉が美しく町を彩っていた。 日が沈みかかり若干の夕焼け、そこに浮かぶ鰯雲。 目に入る景色が全て『秋』を主張していた。 バス停から降りると、待ちわびた用に一人の女性が微笑みながら出迎えてくれた。 【菖蒲】 「ようこそおいでくださいました、旦那様……ふふっ…..
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■プロローグ 季節は夏。 男は宿の予約をしていなかった。 その宿は人里離れた田舎町……秘境と言っていいほどの山間にあった。 七月の末、猛暑日が続き避暑をするならばとここに決めた。 男ははじめて予約せずに来たこともあり、もし空いてなかったら民宿にでも泊まろうかと考えていた。 バスから降りた際、珍しく他の乗客も一緒に降りてきた。 宿へ向かう道、その乗客もどうやらこの道が通りらしく後ろを歩いていた。 …..
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■プロローグ(エイプリル企画デス) ここに一人の男がいる。 彼は御法度とされる『耳かき』売りを生業としていた。 『耳かき』は御上が許可を出すか、そのシマを仕切っている長から許可を貰えない限り売買してはならない。 しかし、密売の『耳かき売り』が後を絶たないのは利益がすこぶるいいからだ。 仕切っている連中はバカばかり、誰も気づきはしない……彼はそうして数年、場所を転々としつつ密売を続けていた。 そんな中…..
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■プロローグ 季節は春分。 男は宿の予約をしていた。 その宿は人里離れた田舎町……秘境と言っていいほどの山間にあった。 町の雪は殆どみかけなくなり、こんもり山となった雪だけが冬の名残を残していた。 毎月一回、季節を巡るこの町を訪れるのは男にとって生活の一部となっていた。 いつもの道、そしていつもの宿……入り口から宿に入るとそこに一人、女性が立っていた。 【紅花】 「おや……見ない顔だね。あん…..
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■プロローグ 季節は立春。 男は宿の予約をしていた。 その宿は人里離れた田舎町……秘境と言っていいほどの山間にあった。 冬の底がちょうど終り、徐々に春の萌しが見えてきたが、まだ町は雪に覆われていた。 道中は雪の壁、いつものバスも天気の影響を受け一本になっていた。 もしかしたら、来られないかも知れないと男は宿に伝えていたが、なんとか来ることができた。 宿に着き、玄関を開けると初めての声と姿が、廊…..
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■プロローグ 季節は晩冬。 男は宿の予約をしていた。 その宿は人里離れた田舎町……秘境と言っていいほどの山間にあった。 1月の末、まだまだ寒さは引かない。 いつものバス亭から、慣れた足取りで男は宿に向かった。 宿につくと、縁側の部屋が開けっぱなしにされており、誰かが掃除しているのが見えた。 【竜胆】 「(~♪:上機嫌な鼻唄:10秒ほど)……おや? これはこれは……旦那様。なんともお早いお着き…..
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■プロローグ 季節は冬……新年であり、正月。 男は宿の予約をしていた。 その宿は人里離れた田舎町……秘境と言っていいほどの山間にあった。 目出度く新年を祝うならばこの宿と……決めていた。 いつものバス停に着き、男は宿に向かって歩く。 しばらくすると、見覚えのある姿。そして、聞き慣れた声が聞こえてきた。 【菖蒲】 「旦那様っ。ようこそ、おいでくださいました……ですけど、まさかお正月に来られると…..
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■プロローグ 季節は冬。 男は宿の予約をしていた。 その宿は人里離れた田舎町……秘境と言っていいほどの山間にあった。 冬は雪に覆われ、それが見物だと以前聞いていた。 だから、男はそれが見たくなった。 いつものバス停。到着と同時に、聞き覚えのある明るい声が聞こえてきた。 【菖蒲】 「昼には来られると聞いておりましたので、お迎えに参りました。旦那様。」 ■作品構成[収録内容] 全篇:…..
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■プロローグ 季節は初冬。 男は宿の予約をしていた。 その宿は人里離れた田舎町……秘境と言っていいほどの山間にあった。 木枯らしが吹き、閑散とした村には寂しく小川の流れる音だけが聞こえる。 男は一人、その中を宿を目指し歩いた。 宿に着いたが出迎えには誰も来なかった。 だが、これまでも数度利用しているだけあって、いつもの部屋へ行き荷物を置き寛いだ。 すると、しばらくして庭から竹箒を片手に見…..
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